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3年モデルの244ターボ??です。

80年代INTERTECで活躍したVOLVO240ターボであるが、当時日本に輸入されたのは、北米向けMODELで240ターボとは呼ばれず、VOLVO Turboと呼称されてました。。これは当時PRV(PEUGEOT,RENAULT,VOLVOで共同で開発、生産)のV6エンジンを搭載した264のボディーに直列4気筒のターボエンジンを搭載したので、240シリーズではなく、独立したモデルとされていたためでした。(760、780にも4気筒ターボモデルがあった。)したがって北米仕様のため、フロントマスクはSAE規格の4灯、ボンネット、フロントフェンダーも異なっている。200シリーズは1974年デビューであるが、基本設計は60年代後半の140シリーズをベースにしており,生産が終了した1993年までの30年近いロングセラーとなっていました、。設計の古さから空力は考慮されてなく、INTERTECでは、FLYING BRICK(空飛ぶレンガ)と言われています。

当時のラインアップはV6搭載の264GLとGLE、4気筒モデルはターボ、2.3LのB23F(北米仕様エンジン)を搭載したGLT、2.1LのGL,GLEでした。なおターボとGLTは左ハンドルのみで、GLの左ハンドル車も4灯タイプのようでした、GLTにはWAGONは設定されていなかった。

欧州仕様のB21ETと違ってB21FTのエンジンが搭載され、トランスミッションも4速+ODのマニュアルでなく、アイシン製の4速OD付きにオートマチックです。
B21ETは、155PSに対してB21FTは133PS(共にDIN)で、現在のモデルのトップモデルの出力の半分程度です。

このターボは上級グレードの260GLEに準じています。したがって内装は後年のターボモデルと違いボタンつきの皮シートでスポティーというよりラグジェアリーです。(シートホールドがよくないので純正のR-SPORTのカバーをつけてます。これはサイドサポートがあってちょっとしたスポーツシートに変身してます。)唯一スポティーを感じさせるのは、ダッシュボードの4連メーターです。
学生の頃、当時マイナーでしたボルボがなぜが気になり、六本木の営業所にカタログをもらいに行きました。そして87年に購入しました。購入の際、目黒の営業所にターボモデルが入荷したら連絡してほしいと依頼し、入荷の連絡を受けて、父と見に行き、即決で購入を決めました。(前は会社の運転手付の社長車であったようで程度もよく、当時は珍しい自動車電話の装備もついてました。)

 


244について
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